NHKは18日、明治の激動を描いた故司馬遼太郎原作のスペシャルドラマ「坂の上の雲」(全13回)を平成21年から毎年秋に3年がかりで放送すると発表した。
主人公の海軍将校・秋山真之役には、本木雅弘(41)、兄の秋山好古を阿部寛(42)、俳人の正岡子規を香川照之(41)、その妹、律を菅野美穂(29)がそれぞれ演じる。
司馬遼太郎ファンとしては見逃せないドラマだ。過去何本か司馬先生の小説がドラマ化されているが、坂の上の雲はこれまで一度もドラマされていない。史実に基づきとても忠実に描かれた司馬作品のドラマ化では、原作からあまり離れた脚本は個人的には好きでない。昨年の『功名が辻』は単に「テレビドラマ」としては楽しめたのかもしれないが、司馬作品の映像化という見方ではもの足りない思いをした。
『坂の上の雲』の男性キャストは同世代だ。乞うご期待。
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- 2007/01/19(金) 23:43:09|
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