misc@Y - 日々の徒然

気がつけば50台前半のビジネスマン。今は横浜を拠点に、ラン、自転車、その他細く長く楽しんでいます。パリ在住期間の徒然も楽しい記憶。

【読書日記】 『教行信証』を読む 親鸞の世界へ

『教行信証』を読む 親鸞の世界へ
教行信証
岩波新書
著者:山折哲雄

解説(表紙より)
人殺しの大罪を犯したような極悪人は宗教的に救われるのか.救われるための条件は何か.親鸞自身の苦しみと思索の展開をたどり,引用経典の丁寧な読み解きとともに親鸞宗教思想の核心を浮彫りに.歴史的洞察や史料論的解釈,比較論的考察を交えながら,宗教思想史に屹立する親鸞をその自然な思想的相貌において捉え,平易に叙述する.

感想
自分の知識、思考回路では全く歯が立たなかった。ただ文字を追って読了したという感じが強い。
著者の前著『親鸞をよむ』を3年前に読み、その時も親鸞と浄土真宗についての浅薄な知識しかないことを身に染みたのだが、今回は、中学生の自分が大学入試問題を読んだような感覚(?)
いろいろとネットで調べてみると、著者の山折哲雄氏と梅原猛氏、吉本隆明氏の考え方を比較考察するようなネット記事も発見。
もっと勉強せねば、というのが感想でしょうか。
昨今、新書という名の週刊誌記事のような出版がみられますが、さすが岩波新書です。
さて、せっかくなので岩波新書編集部さんの本の紹介を残しておきます。以下は、岩波新書編集部のHPより転載。
日本の「思想遺産」読み解きへの知的誘い
 前著『親鸞をよむ』は、肖像に描かれたその面がまえや親鸞自身の真筆を詳細に観察し、行動の軌跡を同時代の精神史と交錯させつつたどり直し、また妻・恵信尼の自筆文書を読み解くことで、親鸞の人物像を新たな相貌の下に描きだしました。本書はその姉妹編で、主著『教行信証』の丁寧なテキスト読解を通して、親鸞自身の構想の変化と思索の深化を描き出し、親鸞の教説の本質を浮彫りにする優れた宗教思想論です。
 『教行信証』は経典からの引用また引用で、なかなか読み通すことの難しい著作とされますが、本書は、『教行信証』の構造と性格を書の成立史とともに明らかにし、経典の意味を丁寧かつ平易に解説することで、親鸞が何にこだわり続けたのかを明らかにします。
 性(さが)として悪への誘惑に溺れる愚かな人間、とくに人殺しの大罪を犯したような極悪人に宗教的な救いはあるのか、彼らはいかにして救われうるのか―人間存在の深淵を見つめる親鸞の到達した地平が、明確に指し示されます。
 『教行信証』をデカルトの『方法序説』とも比較しうる思想的営みとして捉える本書は、歴史に対する洞察や興味深い史料論的解釈、比較論的考察に満ち、宗教思想史に屹立する親鸞の思想的意味を平明に解き明かして刺激的です。
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  1. 2013/04/25(木) 22:58:29|
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