12月24日(土)
ボルドーからさらに南東方向へ走り、今回のメインのミディ・ピレネー地方へ向かう。も少し西に向かうとピレネー山脈という場所なので丘陵地が続く高速道路を約300km走り、Albi(アルビ)に到着。
2010年7月に世界遺産に指定されている街であり、最近雑誌『ミセス10月号』で鈴木保奈美さんと行くという特集が組まれたそうだ。
12時頃に到着したが街に余り人の気配がしない。観光地でも1時間半のお昼休みはしっかりとるためお店もほとんどが閉まっている。
中心はLa cathedrale Sainte-Cecile(サント・セシル大聖堂)。この前のSalon de Theでランチをとって2時にお店や観光案内所が開くのを待つ。

観光案内所には日本語のパンフレットも用意されていたのでそれから引用。『アルビの司教都市は、13世紀に建設された大聖堂および要塞化した司教宮殿を中心に広がっている。この種のヨーロッパ都市開発において、中世から今日の我々の時代まで非常に良く保存されている代表的な建造物群であることから世界文化遺産リストに登録された。司教職の存在がアルビ市ならではの特徴を永遠に刻みつけたのである。また長い年月テラコッタ製の煉瓦が一貫して使用されていることから生ずる、その調和的な外観も傑出している。』

また、アルビはキリスト教異端のカタリ派の拠点だったがカトリックから激しい弾圧を受け十字軍によって破壊された。そしてカトリックの権威を示すために城塞のような独特の教会建築で建立されたのがサント・セシル教会だ。

画家のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの生まれ故郷であり、旧司教宮殿(ベルビー宮殿)が現在トゥールーズ・ロートレック美術館となっている。

ここも長いお昼休みを待って入館。実は、この翌日から暫くの間改装のため休館となるので、最後に運良く入れたことになる。オフシーズンなので来館者も少なくのんびりと見て回れた。

東京の三菱一号館美術館はこの美術館と姉妹館提携しているらしく、12月25日までロートレック展が開催されていたそうだ。
小さな街なので狭い路地の間を古い建築物を見ながら散策。

ホテルはタルン川を渡ったところにあるBest Western。古い煉瓦造りの建物を利用している。立地的にも駐車場が併設されている点でも車で行く人にはお勧め。川と街を眺められる。
夜7時過ぎ。

夕食に街に出たが、人がいない・・・ お店がほとんど閉まっている・・・ 狭い路地をウロウロしながら明かりのついた古いレストランを発見。お店の人の雰囲気がとても良く、他のお客さんとの距離も近く感じられる美味しいレストランに入れた。多分人気店だろう。

翌朝少しランニング。小さな街なので距離はほとんどなく写真を撮りながらなのでウオーキング?
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- 2012/01/13(金) 13:48:24|
- 旅の記録
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| コメント:2
どうもです~~~!
それにしても、西欧の建築物は荘厳ですねぇ~~!
木造建造物はやはり構造状大きくできませんけど、石の建物?コンクリート?はでかくできますからね・・・
教会のあの空間、すごすぎですね・・・
奈良の東大寺も空間はすごいですが・・と今思い出してしまいました・・
- 2012/01/13(金) 23:35:52 |
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- NOB #-
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>NOBさん
石の建築物は風化しながらも長く残りますから当時の姿が現代も見れますね。それにしても、どれだけの職人・芸術家・労働者が借り出されたんでしょうね。
- 2012/01/14(土) 22:38:44 |
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- Yoshi #-
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