misc@Y - 日々の徒然

気がつけば50台前半のビジネスマン。今は横浜を拠点に、ラン、自転車、その他細く長く楽しんでいます。パリ在住期間の徒然も楽しい記憶。

Limoges:リモージュ

10月末の連休を利用してフランスの真中あたりに行ってきた。

パリから南南東400km位の場所に位置するLimoges(リモージュ)という街。パリから高速道路でオルレアンを目指し、そこから南下するとリムザン地方。高速道路が丘陵の森林地帯を切り開いて通っているのでアップダウンは激しく6%-7%の勾配がカーブしながら延々続く。日本なら橋を架けるかもと思いながら、高速道路沿いの木々の紅葉を楽しみ4時間でリモージュに到着。

日本ではリモージュの名前は焼き物で有名だそうだ。フランス政府オフィシャル観光開発機構のウェブサイトでの紹介を拝借。
『焼き物の街として、七宝焼の街として世界的に名高いリムザン地方の中心都市。ガリア=ローマ時代から交通の要所として発展し、中世にはスペインへの巡礼者でにぎわう。シテ地区のサン・テティエンヌ大聖堂など教会建築も多く見られる。
リモージュ焼きの歴史は1771年にグレル兄弟が窯を築いたことにはじまる。一時期兄弟の窯は国王に買収され、白色の陶器はおもに貴族のあいだでもてはやされた。アドリアン=デュブーシェ美術館にはリモージュをはじめとする世界各地の陶器が展示されている。
七宝焼(エマイユ)の歴史はさらに古く、12世紀にさかのぼる。14世紀には彩色七宝もつくられるようになり、さらに16世紀に活躍した七宝細工師のレオナール・リモザンによりその技術は飛躍的に向上。リモージュ焼きの基礎ともなった。市内には見学可能なアトリエもある。』

Office de Tourismeで観光用の地図をもらって街の散策開始。陶磁器を趣味とするわけではない自分たちは何の予備知識も持たずに来てしまったのだが。
街は大きく旧市街と新市街にわかれているらしい。お昼時間だったのでショッピングやレストランのある新市街をうろうろする。大きな街ではないので歩いて十分回れる大きさ。ランチに適当なお店を探すが、パリならどこにでもあるカフェのようなものがない。PaulやQuickはあるが、ここまで来てそれはないだろうと徘徊を続けると、道にメニューボードがあるのを発見するがレストランが無い。メニューを眺めていると、ひとりのお姉さんが細い建物と建物の間を入って行くので入ってみた。歴史ある場所のようだ。外に置いてあったメニューボードはこの中のSalon de Theのランチメニューだった。後で調べると結構地元の名店だった。
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勇気を出してお店に入ってみるとかなり賑わっている。幸いテーブルが空いていて席に着くことができた。お店の中は白人(多分、みなフランス人だと思う)しかいない。アジア人が珍しいのか、子供たちが我々夫婦をじろじろ見る視線が痛かった。
リーズナブルな値段、美味しいし、お店の人の愛想が良くとても良いランチになった。お店の名前はLa Parenthese、ウェブサイトもあるようなのでLimogesに行かれる方にはお勧め。

ランチの後、街の散策を続ける。Limogesには有名な陶芸博物館「アドリアン=デュブーシェ美術館」に行ってみた。新市街を外れるが徒歩圏内。入り口の表示には欧州最大の陶芸美術館と書いている。佇まいも落ち着いている。
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入り口に向かうと案内の人がいて、「現在改装工事中で3月まで閉館ですが、トイレとブティックへのアクセスは可能です」とのこと。
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この街でこの美術館が閉館だと観光客も減るだろうと冷静に考えながら、そんなことも調べないでこの街に来た自分も自分だなあ。しっかりトイレは利用させて頂く。壁、床、天井、便器がすべて白で統一されたトイレに感動。

続いて、旧市街に移動。
サン・テティエンヌ大聖堂。13世紀の建築。
       DSCN4118.jpg

この有名な大聖堂の周りは古い建物が現在も利用されている住宅街。日常生活の音が聞こえてくるコントラストが面白い。
       DSCN4116.jpg
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ヴィエンヌ川に架かる石造りの橋(車は通れない)を渡り、川沿いの遊歩道を紅葉を眺めながら歩く。
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ホテルはHotel De La PaixというJourdan広場に面した位置する古い宿。
DSCN4133.jpg

こぢんまりとしたホテルでチェックインすると、親切そうなおばさんが「部屋が空いているのでGrand Chambre(大きな部屋)を使ってください。同じ値段でいいですよ」とのこと。建物自体古く、中の作りも古いので床は平らでなかったり、ドアがきちんと閉まらなかったりするが、これも趣。

夕食は近くの結構お客さんが入っているビストロに入った。肉の産地なのでステーキを注文したら、食べきれない大きさのものが運ばれてきた。サービスのお兄さんは愛層が良く、家内は相当気に入ったらしく、パリでは置くことのないチップをしっかりと置いていた。
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  1. 2011/11/03(木) 21:12:00|
  2. 旅の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

No title

サン・テティエンヌ大聖堂は重厚で素晴らしい。ヘンかもしれませんがこの色が個人的に好きです。
古のホテルも奥様がお気に入りで良かったですね。
  1. 2011/11/06(日) 16:39:38 |
  2. URL |
  3. 湘南浜童 #AO3aw3u6
  4. [ 編集]

>湘南浜童さん
ご無沙汰しています。コメントありがとうございます。
大聖堂の正面部分は修復されたようですが、この土の色が歳月重ねると黒く変色して周囲と同化するようです。
この地方の土の色なんでしょうか。パリとは違う色合いでした。
  1. 2011/11/07(月) 01:12:07 |
  2. URL |
  3. Yoshi #-
  4. [ 編集]

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