misc@Y - 日々の徒然

気がつけば50台前半のビジネスマン。今は横浜を拠点に、ラン、自転車、その他細く長く楽しんでいます。パリ在住期間の徒然も楽しい記憶。

読書日記:『それでも住みたいフランス』

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著者紹介
飛幡祐規[タカハタユウキ]
1956年東京都生まれ。74年渡仏。パリ第5大学にて文化人類学、パリ第3大学にてタイ語・東南アジア文明を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本の内容
世界一、気むずかしい人たちの、しなやかでしたたかな人生の極意。パリ暮らし30年の著者による、それでも住みたいこの国の魅力とは。

目次
モノを買わないフランス人(お金とフランス人の複雑な関係;なるべく買わない。買うときはかしこく;中古と古物への愛着;マルシェという名の空間;「ブランド抜き」の新学期)
「大人」育ては幼稚園から(高邁な理想と現実とのあいだに;社会のなかで生きられる子を;いまも光るフレネの教育理念;ゲンズブールとラ・フォンティーヌ;読書のすすめ)
のろま礼讃(「のろま」の愉しみ;ツール・ド・フランス;長い長い夏休み;ヴァカンスセンターの今と昔)
人生の極意(勧善懲悪なんて信じない;朗読のすすめ;気軽にクラシックを;アートのない人生なんて;みんなで夢を)

感想
本の装丁はソフトだが、内容はしっかりした社会文化論という感じです。フランスに暮らし初めて1年半、日本から観光地として見ていたフランスと実際に生活して感じることの差が多く、その背景を知るための助けになる内容でした。
30年以上フランスで生活された著者の文章は、なるほど、そうだな、そういうことだったのか、と思う内容が多く、大変参考になりました。
観光・買い物の場所としてのフランスとは違う社会・文化を文章で知るにはとても読みやすい本だと思います。

以下は本書の内容と自分の推察混同ですが。

パリの高級ブランド店はアジアのお客さんが大半らしい。フランスでは高級ブランドは社会の中での階層と関係する面もあるらしく、一般の人はあまり縁のないものだったりするようだ。一方日本は、周りの人と同じ消費をすることで安心感を持とうとする傾向が強いのでしょう。日仏間での大きな消費文化の違いです。

著者によると、ツール・ド・フランスは大多数のフランス人に共通の思い出を連想させる文化遺産なのだそう。そこに近年アームストロングに代表される科学的トレーニングで勝つためのチーム造りをを行い、ツールの性格が変わってしまったようです。自分は全く詳しくないのですが、来年はそういう背景を知った上で見てみようかと思います。
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  1. 2010/11/11(木) 14:20:40|
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