misc@Y - 日々の徒然

気がつけば50台前半のビジネスマン。今は横浜を拠点に、ラン、自転車、その他細く長く楽しんでいます。パリ在住期間の徒然も楽しい記憶。

ホワイトカラー・エグゼンプションを考える

 最近ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)の導入が大きな話題となっている。取り上げられ方が「残業代のカット」「実質賃金の引き下げ」などといったマスメディアの取り上げ方もあり、非常にネガティブに捉えられているように思う。

 アメリカに5年ほど駐在したが、そもそも『残業代』という概念自体が存在していなかった。(あるにはあるが、ホワイトカラーに適用されることは極めてまれである。)他の先進国でもホワイトカラーに残業手当てが適用されることは少なく、グローバルスタンダードは管理職/非管理職であろうと年棒制である。

 日本企業でも管理職については実質的に年棒制としている企業は多いだろう。また、業界によっては管理職前の組合員にも裁量労働制を適用し、実質的にはWEと言える実態もある。

 ではなぜ、冒頭のようなネガティブな取り上げ方をするのだろうか。WEを導入する際に、個々の企業レベルで 1)給与体系、2)リソースの適正配置、3)評価制度、4)管理者の人事管理教育、等に手を打たないで導入するのであれば、確かに実態は何も変わらずただ残業代をカットするということになるであろう。このような状態では労働基準法違反となるだろうから、個々の企業は前述のような対策をしっかり行う必要がある。

 特に、管理職にはこれまで以上に、リソースを考えた適正な仕事の配分、部下のモチベーションと生産性の改善、評価制度の運用などの『本来的な管理者業務』の能力が求められ、強いストレスを感じる人も出てくるであろう。
 またWEの対象となる人も各人が意識改革する必要がある。

上記のような条件を整えた上で、WEを導入すれば決してネガティブに捉える必要は無い。グローバルな競争の中ではスタンダードなのだから。

 余談になるが、人事系のコンサルは引っ張りだこになるんでしょうね。
 

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  1. 2007/01/09(火) 22:38:03|
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