本の紹介:『購買・調達の実際』 日経文庫

日経文庫から『購買・調達の実際』が出版された。
著者は、上原修先生。僕は上原先生が代表を務めるCAPS日本支部(CAPS:Center for Advanced Purchasing Studyの略)に研究員として参加させて頂いているので、ここで紹介させていただきます。
購買や調達、あるいはバイヤーという業務は、商行為では買い手になるわけだが、日本ではあまり学術的なアプローチがされてこなかった。欧米では、経営学の中の一分野として確固たる地位を獲得しているのだが。。。
上原先生は、日本サプライマネジメント協会(米国ISMの日本支部)を設立され、購買学・購買のプロフェッショナルの育成・普及に努めておられます。
この書は、コンパクトにエッセンスが纏められており、購買業務について間もない人にも解りやすく体系的な理解を与えてくれるものだと思います。
[目次]
1 購買業務のプロセス;2 サプライヤーの選定・分析・評価;3 購買業務を取り巻く環境;4 購買を取り巻く社内外の関係者;5 価値増強の購買プロセス;6 これからの戦略的購買
[出版社商品紹介]
購買計画の立て方、発注手続きの進め方といった購買管理の実務の基本から、一歩進んだ戦略性を持った購買管理までやさしく解説する。
[著者紹介]
〈上原修〉1950年生まれ。大阪外国語大学卒業。日本サプライマネジメント協会設立、理事長に就任。ISM日本総責任者、仏ビジネススクールESSEC客員教授、法政大学大学院兼任講師などを務める。
コメント
おもしろそうな本ですね
興味がある内容です
Yoshiさん
僕は「自分で買ったものを売る」というような仕事をしています。売る仕事とか営業の仕事は「頭を下げる仕事で大変だね、お客様は神様だから、、、」とたまに言われます。ところが売ることよりも買うことのほうが明らかに難しい、と感じています。売り買いと一言で言っても世の中には多くの商売形態があり、それぞれの立場で感じ方は様々なのでしょうね。
僕は「自分で買ったものを売る」というような仕事をしています。売る仕事とか営業の仕事は「頭を下げる仕事で大変だね、お客様は神様だから、、、」とたまに言われます。ところが売ることよりも買うことのほうが明らかに難しい、と感じています。売り買いと一言で言っても世の中には多くの商売形態があり、それぞれの立場で感じ方は様々なのでしょうね。
Re:おもしろそうな本ですね
しゅうさん
おっしゃる通りです。技術的なことをエンジニアと同じレベルでわかる必要はないですが、基本的な知識を押さえた上でバイヤー業務ができることが望まれます。
そうすれば、発言により説得力が出てきますからね。
また、ビジネス系のネタでいろいろとご意見を聞かせてください。
おっしゃる通りです。技術的なことをエンジニアと同じレベルでわかる必要はないですが、基本的な知識を押さえた上でバイヤー業務ができることが望まれます。
そうすれば、発言により説得力が出てきますからね。
また、ビジネス系のネタでいろいろとご意見を聞かせてください。
Re:興味がある内容です
梅太郎さん
梅太郎さんの仕事は、Value−chainを全て自分でコントロールしているのですね。
マーケティングは経営学の中で位置づけられていますが、『売り』と『買い』という人対人の行為はまだまだ研究されるべきエリアです。
両方見ていればこそ解ることがたくさんありそうですね。
梅太郎さんの仕事は、Value−chainを全て自分でコントロールしているのですね。
マーケティングは経営学の中で位置づけられていますが、『売り』と『買い』という人対人の行為はまだまだ研究されるべきエリアです。
両方見ていればこそ解ることがたくさんありそうですね。
無知の極みですが・・・
私は一介の技術屋ですので、この分野は
めっぽう暗く今まで考えないようにしてきた
部分です。ただ最近の大手の自動車会社
(特に米国)では購買の最終決定がネット
入札になりつつあるところもあり、ひどい所
は技術担当者との仕様打合わせ報告が
参考程度にしか扱われない会社もありま
す。技術を売り物にしている会社でもこの
実態です。
私は今のものづくりをおかしくした元凶が
価格破壊だと信じています。昔の一部の
パソコンメーカーのような暴利をむさぼった
集団は別ですが、かつてはものの価値、
適正な値段が存在しました。それが中国
の影響だけでなく、安ければ良いという短
期的な視点のために、将来の技術開発だ
けでなく技術を維持することすら難しい状況
となっています。日本の今の潮流を見ると
大いに不安を覚えますが、これを変えるこ
とは技術サイドだけでは無理です。
経営者だけでなく購買担当者が未来まで
見据えた視点から、本当の価値を見ていく
必要があると信じます。
めっぽう暗く今まで考えないようにしてきた
部分です。ただ最近の大手の自動車会社
(特に米国)では購買の最終決定がネット
入札になりつつあるところもあり、ひどい所
は技術担当者との仕様打合わせ報告が
参考程度にしか扱われない会社もありま
す。技術を売り物にしている会社でもこの
実態です。
私は今のものづくりをおかしくした元凶が
価格破壊だと信じています。昔の一部の
パソコンメーカーのような暴利をむさぼった
集団は別ですが、かつてはものの価値、
適正な値段が存在しました。それが中国
の影響だけでなく、安ければ良いという短
期的な視点のために、将来の技術開発だ
けでなく技術を維持することすら難しい状況
となっています。日本の今の潮流を見ると
大いに不安を覚えますが、これを変えるこ
とは技術サイドだけでは無理です。
経営者だけでなく購買担当者が未来まで
見据えた視点から、本当の価値を見ていく
必要があると信じます。
無知だなんて、、、とんでもない
ものづくりの根幹に対するご指摘です。
最終的にはお客様がその機能にいくらの価値を見出してくれるか、ということかと思います。
価値を見出してもらえるものには、コストもかけられるけど、価値を感じてもらえないものは出来るだけ低コストで、というのが世の習いかと。
技術屋さんは当然自分の仕事に誇りを持っているので、お客様が感じる価値とは関係なく、自己満足を求めることもあるし。。。
要はバランスをが大切ではと思います。競争はグローバルで行われていますから。。。。
難しいテーマです。
最終的にはお客様がその機能にいくらの価値を見出してくれるか、ということかと思います。
価値を見出してもらえるものには、コストもかけられるけど、価値を感じてもらえないものは出来るだけ低コストで、というのが世の習いかと。
技術屋さんは当然自分の仕事に誇りを持っているので、お客様が感じる価値とは関係なく、自己満足を求めることもあるし。。。
要はバランスをが大切ではと思います。競争はグローバルで行われていますから。。。。
難しいテーマです。
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コストや供給能力、デリバリーなどを考慮することは当然として、
加えて、技術部門と協業して、性能や品質などの技術側面での評価も考慮できれば、
とてもすばらしいバイヤー業務になると思います。。。