今週も毎日深夜。明日からの出張の準備も十分なレベルになっておらず、相変わらずストレスフル充電。
今日は川崎月例マラソンの日ではあるのですが、気温も上がるし、走る体力もないので、気分転換に久々に横浜目指してロードで走ってきました。

この写真、もう少し右に自転車置けば良かった。

比較的涼しい時間に走りましたが、帰りはだいぶ気温も上がって蒸し暑かった。
やっぱりこの季節は晴れればランより自転車が快適。
走行距離:58KM
スポンサーサイト
- 2015/06/28(日) 16:37:47|
- 自転車
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

『歴史家が見る現代世界』
講談社現代新書
入江 昭
解説
いつから「現代」になったのか?それは「近代」と何が違うか?わかりやすい国単位の歴史に惑わされて、地球規模で進行する大きなうねりを見逃してはならない―世界の今とこれからを考えるための必読書!私たちはどんな時代を生きているか。ハーバード大・歴史学部の名誉教授が渾身の書き下ろし!
はじめに
第1章 歴史をどうとらえるか
歴史家の目に映る現代世界/ なぜ歴史の見方が変わったのか/「現代」の起源
第2章 揺らぐ国家
国家という存在/ 「大きな政府」から「小さな政府」へ/ 新興国家のそれぞれの選択
第3章 非国家的存在の台頭
ノンステート・アクターズ/ ノンナショナル・アイデンティティ
第4章 伝統的な「国際関係」はもはや存在しない
パワーゲームの限界/ 地域共同体の誕生/ インターナショナリズムの挑戦
第5章 普遍的な「人間」の発見
世界を変えた人間観/ 多様な人権概念のインパクト/ トランスナショナリズム
第6章 環地球的結合という不可逆の流れ
大規模な人口移動/ 海外交流の担い手/ ハイブリッドの世界/ 惑星意識と環境問題/ エネルギー問題
結語 現代の歴史と記憶
あとがき
感想
有名な方の著作でタイトルが面白そうだったから読んでみた。現代史を語った本ではなかった。著者が現代社会をどのように捉えるべきかをつづったものであり、歴史本を期待して読むとがっかり感もある。
トランスナショナリズムという概念が述べられているが、「国家」という枠を超えた非国家的存在に視座を置かなければ、読み解けない時代が現代なのかな。
- 2015/06/27(土) 22:17:34|
- 自転車
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今朝は朝から義母のところに行って、断捨離第一弾をやって不要になったものを分別処分するために車に満載して帰ってきた。
かなりの荷物整理が出来たと喜んでいたところに、不動産屋さんから連絡。
話を進めていた部屋が、やはり高齢の方を入居させるのはちょっと、と大家さんが言いだし白紙に。
不動産屋からお詫び連絡。
荷物の整理をしながら、もうすぐ近くに住めると喜んでいたところだけに、義母も家内も大きなショック。
引き続き物件を当たってくれることにはなってるんですが、高齢者を受けれ入れてくれる民間は少ないんだなあとしみじみ。
貸す側からすればそうだろうなと思うところもりますが。
二歩進んだところで振出しに戻る。先は長い。
- 2015/06/21(日) 19:10:57|
- その他の日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

『いま戦争と平和を語る』
半藤一利
井上亮・編
日経ビジネス人文庫 2015/5
2015年6月4日 読了
本書の紹介文は以下のように書かれている。
作家の半藤一利氏が歴史を知ることの大切さをテンポのよい語り口で、やさしく語り下ろした2010年の書籍の文庫化。夏の安倍首相談話が注目を集める今年こそタイムリーな文庫化となりました。
戦後70年、風化する戦争の記憶、薄れていく平和への希求。戦後の平和主義の中味は戦争への嫌悪であり、厭戦主義だったのではないか。本当の平和を知るためには戦争を知らなければならない。不快な歴史に目を背けてはならない。同じ過ちを繰り返さないために、私たちはどうすればいいのか。平明な語り口が魅力の日本人必読の書!
目次
文庫版 はじめに
第1章 歴史は「人間学」
第2章 わたくしの戦争体験
第3章 隅田川の青春
第4章 昭和史にのめり込む
第5章 「日本のいちばん長い日」
第6章 勝利で堕落した日本人
第7章 昭和の失敗の教訓
第8章 作家たちの歴史観
第9章 戦争責任
第11章 平和主義こそ日本の機軸
本当に戦争を語り継ぐ、ということ 赤坂真理
感想
感想
戦後70年。昭和39年に生まれた自分は祖父や親戚のおじさんから戦争の話を聞いて育った。ただそれは個人の体験であり思想と言うものだろう。小中高の社会や歴史の授業でも、不思議なことにその時代に到達する前に学年が終わってしまうことが多く、学校教育でしっかりと学んだという記憶が無い。敢えて避けるかのようだった。
戦後70年の特集記事や番組が構えられるが、自分で考えるにはやはり読むのが一番。しかも出来るだけ客観的事実に基づいたインプットが欲しい。そしてたまたま空港の本屋で手にしたのがこの本だったのだが、第8章の「作家たちの歴史観」という章が気になったのが理由。
読み始めると、聞き手の井上亮の質問に答える形で半藤一利が語っていく。どんどん読み進んでいく。編集者でありジャーナリストの半藤氏は相当量の資料を分析し研究されたのでしょう。他の作品も読みたいと思ってしまう。
司馬遼太郎とも親交が厚かった氏は、司馬史観に対しては天皇観の違いからか「司馬さんの日本近代史観からは学ぶものはほとんどなかったですね」と言い切る。
昭和について知るには半藤一利の著書をさらに読んでみるべきと思い、早速『日本のいちばん長い日』を買ってきた。
- 2015/06/20(土) 20:16:33|
- BOOK REVIEW
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0

朝は雨。
走るのは諦めて、用事が済んだ夕方に夕飯までの時間に軽くランニング。気温は高くないとはいえ、湿度がそこそこあるので走り出すと蒸し暑い。緑道のはずれに紫陽花を発見し小休止。
午前中・午後と不動産屋さんと義母の住い探し。本人も引っ越す覚悟がようやく固まったので、前回とは違って色々と考えながら見て回るのだが、一度に何軒も回るのでやや混乱。
最後は、「わからないから決めて」ということで、うちのマンションから徒歩2分、駅に向かう途中にある物件に決定。見た中で一番狭いのですが、やっぱり近い方が安心、これなら毎日でもうちに来れる距離だからということで。あとは大家さんの了解取れればOK。大丈夫だとは思いますが。
一歩前進しましたが、これからが本番。大きな家具や荷物は全部処分して必要最低限に。そして引っ越しの段取り等々、これから家内が忙しくなるだろうなあ。夏休み前には落ち着くことを目標に。
義母も家内もほっとしたよう何よりでした。
- 2015/06/14(日) 20:52:11|
- ランニング
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2

土曜日はクルマが多い・・・クルマを避けて、かなり久しぶりに多摩サイを上流方向へ。いつ以来か思い出せないほど昔の記憶を辿りながら中央高速をくぐってこの場所へ。
止まるとどっと蒸せる暑さでメガネが曇ってしまうほど。ここまで30KM、ノンストップ(スピードは遅いが)だったので結構いい運動になった。帰りはやや向かい風だったので他の自転車の後ろを遠慮がちにお借りしながら。多摩サイはこれができるのでいいですね。
走行距離:60KM
明日は予定があるので早起きして早朝ラン・・・できるだろうか。
- 2015/06/13(土) 17:48:32|
- 自転車
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
ブラジルまで片道移動だけで36時間の出張を終え、昨日は今朝早く起きてみなとみらいまで海を見に行こうとしっかりロードバイクの準備をしてから寝たにもかかわらず、目が覚めたら9時前。
時差ボケか寝不足か?いずれにしても痛恨の寝坊。
午後はマンションの消防器具点検の日なので午前中に帰宅しなければならず、自転車を諦めようかとも思ったけれど、天気の良さにサクッと走ろうと出かけました。
おそらく一か月ぶりのロードバイクかな?
気持ちよく鶴見川を下って、究極のフラットで安全なコース取りで矢上川へ。一部ダートもあるけれど長閑な川沿いの風景。
鶴見川と矢上川の合流地点。たまにロケに使われている場所。

最後は早渕川まで使って完全フラットコースで40KM。梅雨入り前の貴重な晴れの休日。少し走れて良かった。
午後は点検の人が来るのを待ちながら録画した番組を見て休養。
- 2015/06/07(日) 17:08:56|
- 自転車
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2

『現場主義の競争戦略 - 次代への日本産業論』
藤本隆宏
新潮選書 2013/12
2015年5月17日 読了
本書の紹介文は以下のように書かれている。
『本社よ覚醒せよ――敗北主義でも楽観主義でもない、現場主義の目で見れば、日本経済の本当の力が見えてくる。数字だけの経営分析、根拠のない「製造業悲観論」を真に受けてはならない。「現場」は常に忍耐強く、沈黙の臓器のように能力向上を続けているのだ。熾烈なグローバル競争の中で、「何をやりたいか」より「何なら勝てるか」を考え抜く、現場発の日本産業論。』
感想
これまでに藤本先生の本は、『能力構築競争』『ものづくり経営学』を読んでいるので、これが三冊目。ものづくりの実証経営学を研究・実証とされるので、The ものづくりのような業界・領域で仕事をしている身には非常にわかりやすく、しみじみ感を持って読むことができます。
講演録をもとに編集された本であり、語られることはこれまでの著書でも書かれている内容と変わらないと思う。リーマンショック・東日本大震災を経てますます強靭な日本の製造業の強さを語り、日本の製造業、特に現場はまだまだ競争力があると勇気づけるメッセージだと捉えることができます。
VWとトヨタの比較分析など、業界に身を置いていれば、ふんふんと頷くことも。
著者は日本の自動車産業の現場力、なかんずくトヨタを礼賛されているように思えます。
10年後、20年後のクルマの開発・生産がどうなっているのか、海外での生産台数が圧倒的に多くなったなかで、この日本の擦り合わせによる競争優位を保つことができるのだろうか。保てるようにしないといけないのです。最後は本を離れた思いですが。
- 2015/06/06(土) 21:31:02|
- BOOK REVIEW
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0