一週間のイタリア旅行から戻りました。このイタリア日記は写真の整理がつき次第。
今年もあっという間に一年が終わろうとしています。
パリに移ったことが最大の変化。その前後数カ月は準備や引越でバタバタ、そして仕事とかなりハードな一年でしたが、日本人、フランス人問わず多くの人に支えられ、今年も年を越すことが出来ます。特に、妻や家族には感謝、感謝です。
自転車はそういう状況で余り走れませんでしたが、時間の許す範囲でこれからも続けていこうと思います。こちらでは11月から春まではかなり天気の制約があるというのも発見でした。結果、今年は2270KMと月平均200KMも走っていない・・・200KM、1日で走れる距離でした。
さらにランニングも、短い距離なら走ることが楽しいと思えるようになってきたので、これも膝の故障に気をつけながらマイペースで続けていきたいと思っています。
読書は、ブログの記録を見ると7冊・・・1冊/月くらいはと思っているんですが。
美術館も巡りたいですね。来年は計画立ててヨーロッパの美術館巡りが出来ればと思います。
そしてフランス語。避けては通れないのですが、つい後回しになってしまいました。これは2009年の最大のチャレンジ課題です。
【フィレンツエ ミケランジェロ広場までランニング。フィレンツエの街を望む】
皆様、今年一年お世話になりました。良いお年を!
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- 2009/12/30(水) 00:00:32|
- パリの日々
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微光のなかの宇宙 - 私の美術館
司馬遼太郎
中公文庫
【内容】
密教美術、空海、八大山人、ゴッホ、須田国太郎、八木一夫、三岸節子、須田剋太―独自の世界形成に至る軌跡とその魅力を、何ものにもとらわれない、自身の裸眼で美を享受することの喜びと共につづる。(「BOOK」データベースより)
収録作品は、次のエッセイです。
裸眼で
密教の誕生と密教美術
わが空海
激しさと悲しさ―八大山人の生額と画業
ゴッホの天才性
微光のなかの宇宙
八木一夫雑感
三岸節子の芸術
出離といえるような
【感想】
この本を購入したのは1年ほど前に司馬遼太郎記念館で開催されていた「司馬遼太郎が描いた絵画展」で記念館を訪れた際に、記念館のショップで購入した。1年近く本棚で眠っていたのを発見、読み始めた。読み始めると、美術評論など全く縁のない自分にも、司馬エッセイの魅力に引き込まれるように読み進めることができました。
司馬遼太郎は、美術記者時代にどれだけ美術について勉強したのだろうと唸ってしまうような学術的内容を独自の筆致で語りかけられ、ついわかった気になってしまいました。実のところは全く理解できていないのですが。
ヨーロッパ絵画と日本絵画の違いを空気中の水蒸気の多さ(湿度と言えるのだろうか)が色彩の違いに影響すると考える。確かに、夏のヨーロッパの乾いた空気は色彩にも影響するのだろうなと思ったり。
取り上げられた芸術家で自分が名前を知っていたのは、空海、ゴッホ、須田剋太の3人のだけだったりと、この本を読む資格があるのか疑問でしたが、久しぶりに司馬評論の筆致に引き込まれました。
テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学
- 2009/12/24(木) 16:54:38|
- BOOK REVIEW
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いよいよ冬休み。日本より年末休みは早く始まりますが、新年の仕事始めも早いので。
冬休みの予定を考えると年内はロードバイクに乗れそうもなさそうなので、バイクをクリーニング。
アパートにはベランダが無いので室内作業。
先日、雨上がりを走ったのでバイクは泥汚れがひどい。それに、こちらに来てからクリーニングをしていなかったので、チェーン・スプロケ、ディレーラーがひどい汚れになっていました。床を汚さないようにグリーサーで慎重に拭いていきます。

【ひどい汚れでした・・・】
ほぼ終了。ホイールをセットしてペダルを回してシフト具合を確認。この作業を油のついた手でやってしまうという失態でバーテープが・・・
しかもフロント側でアウタートップに入れるとチェーンとチェーンガイドが干渉。アジャスタースクリューで調整しているとインナーからアウターへの入りが渋くなったりと収拾つかず。結局0.5mm以下のクリアランス調整は自分には無理と諦め。
アウタートップで踏むことはほとんど無いので、この微妙な干渉は我慢することにして撤収。相変わらずの天気なので試走にも行けず、次回走った時にどうなることか不安を抱えたまま年越しになりそう。
日本にいればショップ持ち込んで即解決なんですが・・・
- 2009/12/21(月) 17:51:35|
- 自転車
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土曜日は雪予報ではなかったので道路の様子を確認がてら少しジョギング。
アパートの周りの車道・歩道ともにかなりの塩をまいたのか、きれいに雪がなくなっていました。
セーヌ川の河岸もほとんど雪はなくジョギングには問題なし。ただし、寒さを除いては。これだけ寒いと、走り始めてもなかなか体が温まらないようです。
グルネル橋から久しぶりにセーヌ川の中心を通る白鳥の小路へ降りてみましたが、クルマが通らない場所は除雪されるはずもなく、アイスバーン状態でした。そんな中でも結構走っている人が、しかも短パンでには驚きます。
【滑らないように慎重に進みます】エッフェル塔まで走りましたが、足先が冷えてしもやけになりそうな気配を感じたので引き返して終了。自転車ならシューズカバーをつけて足先の寒さを凌ぎますが、ランニングシューズは通気性が良いので雪の上には適してないですね。
日曜日もまた雪になっています。あと数日は続く・・・
- 2009/12/20(日) 11:08:50|
- ランニング
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木曜日の朝から降り始めた雪、その後も降ったりやんだりを繰り返し。今日、Porte Maillot方面に用事があったついでに凱旋門を眺めてみました。普段は観光客でいっぱいですが、さすがにほとんどいませんでした。

昨日は、出勤時から降り出した雪が午前中には道路が真っ白になるほどに。午後には数センチの雪が積もりました。フランス人曰く、雪に慣れていないパリの市内の道路は大変な状況になるとか。オフィスも午後になると徐々に安全をみて帰宅し始める人が出てきましたが、自分もそれを試みるも結局は夜になってしまいました。
車の雪を適当に下ろして道路に出ると、意外にも道路は一部シャーベットですが思っていたより雪が無い。普段通勤に使う狭い急坂道路は避けて、遠回りして幹線を走るとほとんど問題なく走れました。唯一、セーヌ川を超える橋がアイスバーンで一瞬ヒヤっとしましたがABS(アンチロックブレーキ)がガツンと効いて無事クリア。
予報では月曜日まで雪マークありで最高気温が零度。クリスマス休暇に入るのに、自転車には乗れないのが残念ですが、厳冬のパリを楽しみます。
- 2009/12/18(金) 16:41:31|
- パリの日々
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土曜日から始まった寒波。日曜朝のパリは1℃。雨の予報は無いようなのでランニングで出かけました。久しぶりにセーヌ川を上流(東方向)に5KMほど走って引き返す計画で走り始めたのですが、かなりの風が正面から吹いてきて寒いことこの上無い。
エッフェル塔の前にかかるイエナ橋まできたところで予定変更。これ以上この向かい風の中を走りたくないので、シャン・ド・マルス公園に移動。ここはランニングのメッカ。今日も大勢のランナーが寒風の中走っていました。それにしてもここを走っているとどんどん抜かれます。自分が速くないのはわかっていますが、ここまで抜かれるとね・・・みな脚が長く、一歩が大きく羨ましい。
ランニングに出る時はカメラを持って行きませんが、辛くなったので携帯(BlackBerry)で写真を撮るのを装って休憩。BlackBerryでの初画像ですがイマイチでした。
【葉が落ちた木々の間からエッフェル塔】約一時間走って終了。だいたい10KM位。帰宅して天気予報見ると、体感気温は-4℃だったようで寒いはずです。
- 2009/12/13(日) 22:28:45|
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天気予報では朝は晴れマーク。最低気温は-1℃、最高気温が5℃とかなり寒いのですが、数少ない晴れですからロードバイクの準備をしてロンシャン競馬場へ向かいます。
【9時過ぎ、陽が昇ったばかり】 【ロードバイクで大賑わい】やはりこの晴れを楽しもうとするロードバイクでロンシャンは大賑わいでした。いくつものトレインが形成され、トレインに乗らないと危険なほどの数。自分もちゃっかり脚の合うトレインにつかせてもらったのですが、このトレインは"STADE FRANCAIS TRIATHLON" というブルーとレッドの恰好いいジャージを着た集団。以前からここでよく見かけてました。
半分近くが女性だったのですが、とても綺麗なペダリングで前車との距離をぴったり詰めて、1周3.5KMのコースを2周トレーニングモードで走り、1周はペースを落として走るというインターバルトレーニングを繰り返します。しっかりタダ乗りさせて頂いたのですが、気持ちよく走れました。
このチーム、調べてみたところかなり本格的なトライアスロンチームで毎週土曜日の午前がロンシャンでのバイク練習のようです。
HP(STADE FRANCAIS TRIATHLON) また練習させてもらおう。
午後はBIO(オーガニック)の見本市に出かける予定があったので1時間ほど走って終了。久しぶりに日差しを浴びて爽快。ただ気温はかなり低く頭が痛くなるくらいでした。来週は最高気温が氷点下になりそうなので、さすがに自転車は無理そう・・・パリの冬は寒い。
本日の走行距離:34.2KM
- 2009/12/12(土) 21:11:10|
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12月に入るとこちらパリでも忘年会シーズン。
まずは自分のチームの忘年会。パリのビストロ Bistro des Deux Theretreでクリスマスディナー。
スタートが20時30分とやや遅めですが、こちらでは平均的な開始時間なんでしょうね。
まずはキールで乾杯。"Salud, kanpai, Cheers, Cin Cin" いろいろな国の言葉で乾杯。総勢20人弱で自分以外はフランス人なんですが、愛嬌のある人たちです。
メニューはしっかりと前菜+メイン+デザート+コーヒー。それぞれが前菜、メイン、デザートはメニューの中から自分の食べたいものをチョイスする方式です。ワインのセレクトは自分はワインにうるさいというムッシュ、マダムにお任せ。美味しいワインを飲んで、美味しいものを食べて、ひたすら英語(自分のために)とフランス語のミックスでおしゃべりを続けて2時間半あっという間に過ぎていきます。最後に自分が締めのあいさつをして終わりというクリスマスディナーでした。来年はフランス語で恰好よくやりたいものです。
そして、もう少し大きな単位での忘年会。総勢60人となると、場所は「キャバレー」でした。キャバレーというとムーランルージュやリドが観光スポットとして有名ですが、今回の場所は「Cabaret La Belle Epoque」というオペラ座近く。こちらの開始は21時。

店内カメラ撮影禁止なので写真はありませんが、
Cabaret La Belle Epoque こちらで様子がわかります。
ここでも前菜+メイン+デザートしっかり食べながら、パフォーマンスやダンスを楽しみます。パフォーマンスでは客席からも何人かがステージ上に上げられ一緒にパフォーマンス。なんと自分も一輪車のパフォーマンスで選ばれてしまいました。Yoshi! Yoshi!という仲間の声援に応えるべく、自転車乗りとしての意地を見せるべくトライ・・・失敗。爆笑。
お客さんみんなで「オー、シャンゼリゼ」を合唱したりと客席との一体感がとても楽しいお店でした。フランス人的な楽しみ方をしたい方には、有名店よりお勧めかも。かなりの確率でステージに上がれそうです。
- 2009/12/11(金) 21:43:17|
- パリの日々
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3週間ぶりにロードバイクに乗ることができた。雨続きの切れ目を見つけてロンシャン競馬場外周コースへ。
森の木々は落葉が進み冬枯れの景色になっている。
路面は濡れているけれど、きついコーナーがあるわけではないので走れなくはない。ただ気温は低く、かなりの重ね着。ネックウオーマーも着けて真冬の装備。

他に走っている人はあまりおらず、ほぼ一人旅。
バイクもウィンドブレーカーもタイヤからの跳ね上げでドロドロ。レースイベントでもないので気持ちが長くは続かず45分で終了。
久しぶりのバイクライドは21.5KMにしかならなかったが、12月がゼロではないという意味で重要かな。
翌日ランニング。これも雨が上がったタイミングで急いで着替えてAndre Citroen公園へ。走り始めて30分ほどで再び雨が降り出してきた。女性ランナーにも抜かれて心が折れて40分で終了。7KM程度と相変わらずスローペース。セミマラソンがとても不安になってきたなあ。
- 2009/12/06(日) 17:14:11|
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パリ オペラ座にユニクロがオープンしたのが10月1日。オープンから2ヶ月たって初めてユニクロに行ってみた。何もパリでユニクロに行かなくてもと思ったのですが、冬の寒さ対策としてヒートテック下着が欲しかったのです。
場所は日本でいえば銀座のど真ん中でしょうか。ギャラリーラファイエットやプランタンといった老舗デパートが並ぶ場所。H&MやZARAなども近くにあるロケーション。

入るのに並ぶ必要はありませんが、店内はかなりのお客さん。店内の通路が狭く移動が大変という感じがしましたが、フランス人の店員さんもいれば日本人と思われる店員さんの姿も。服のタグや包装は当然ですが日本語も書かれていて便利です。お目当てのヒートテック下着コーナーは結構な人気。JAPAN TECHNOLOGYと謳うのはちょっとやりすぎな気がするが、フランス人も結構手にしている人が多い。
レジに行くと長蛇の列。レジ待ちのお客さんが綺麗に列をなして並び、空いたレジに進んでいくという方式。おかげでスイスイ進んで行きました。これぞJAPAN TECHNOLOGYです。
レジのお姉さんは、「シルブプレ!(次の人どうぞ)」と大きな声で手を挙げて笑顔。ここはフランスか?と思う光景です。レジでも丁寧に、「X点お買い上げでXXユーロです。XXユーロお預かりします」と笑顔で対応してくれて、何だか気持ちよく買い物ができた。ユニクロに来る前に某デパートで買い物したが、その店員のまったりした対応と比べると日本のサービスの素晴らしさを再認識できる。日本では普通のことですが・・・
ひとつ気になったのは、レジ待ちのお客さんがヒートテックインナーを手にしていることが多く、アウター類を手にしている人はそれほどでもない気がした。ユニクロファッションがパリで受け入れられるかどうか気になるところです。
- 2009/12/04(金) 21:45:19|
- パリの日々
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振り返りたくないけど振り返っておこう。
11月は自転車に乗ったのは1回だけ。しかもご近所ポタ程度のわずかな距離。
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11月13日Hippodorome de Longchamp 35.6KM
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Total 35.6KM
1月―11月の累計走行距離: 2213.2KM
一方、ランニングはというと、今月は2回走って10KMという低迷。
仕事で週末潰したり、病気で寝込んだりとあったが、それ以上にパリのこの時期の天気はスポーツには向いてない。
冬の間は一週間で太陽が顔を出すのは数時間程度。次から次へと前線が通過し、雨を運んでくる。向こう一週間の天気予報も毎日雨マークがついているし、さてどうしよう・・・・
- 2009/12/01(火) 21:00:49|
- 自転車
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