『坂の上の雲』が書かれた時代
日経新聞夕刊(3月26日)のコラム「新聞小説の世紀」が『坂の上の雲』を取り上げていた。『坂の上の雲』がサンケイ新聞に連載されたのは1968年4月22日から72年8月4日。
以下、コラムより抜粋。
「1968年は明治改元から百年目にあたり、それを記念して政府主導の式典が開催されていた。時は70年安保を目前にした学生運動華やかなりし時代。国家に忠誠を誓った明治の元勲を顕彰するイベントは、反政府活動を牽制する目的もあったようだ。『坂の上の雲』も明治顕彰ブームを意識して書かれたと思われるが、国家への忠義を礼賛するような展開にはなっていない。」
「下級武士が国の要職にまで登りつめるサクセスストーリーは、努力すれば誰もが一国一城の主になると信じられていた高度経済成長期の夢と重ねられていた。」
「挫折を経験しながらも未来を切り開くために奮闘を続けた若者たちは、混迷の時代を生きる現代人にも希望を与えてくれるはず。」
こういうことを頭の片隅に置いて、小説を読んだり、来年から放映されるドラマを見ると、さらに楽しいかもしれません。ということで、自分の備忘録として書いてみました。
以下、コラムより抜粋。
「1968年は明治改元から百年目にあたり、それを記念して政府主導の式典が開催されていた。時は70年安保を目前にした学生運動華やかなりし時代。国家に忠誠を誓った明治の元勲を顕彰するイベントは、反政府活動を牽制する目的もあったようだ。『坂の上の雲』も明治顕彰ブームを意識して書かれたと思われるが、国家への忠義を礼賛するような展開にはなっていない。」
「下級武士が国の要職にまで登りつめるサクセスストーリーは、努力すれば誰もが一国一城の主になると信じられていた高度経済成長期の夢と重ねられていた。」
「挫折を経験しながらも未来を切り開くために奮闘を続けた若者たちは、混迷の時代を生きる現代人にも希望を与えてくれるはず。」
こういうことを頭の片隅に置いて、小説を読んだり、来年から放映されるドラマを見ると、さらに楽しいかもしれません。ということで、自分の備忘録として書いてみました。

